勉強をする
朝ごはんをたべる
仕事をする
趣味をする
地域貢献をする
家族サービスをする
何かを買う
サービスを受ける
寝る
すべての自分の行為に社会的価値があるとしたら
あなたはどんな行為をするでしょうか。
たとえば、学校で勉強をするときに
偏差値、順位を気にしながら勉強しても
自分の社会的価値評価はあがりません。
常に上には上がいるのです。
「もっと、がんばらねば」
下には、下がいるのです。
「ああ」
比較すればするほど、不安になります。
それだけではありません。
自分よりできる人に引け目を感じ、
自分よりできない人に軽蔑の目を向けることで
あなたはまわりから孤独になっていきます。
孤独は、自尊心を傷つけます。
そうではないのです。
今自分がやっている行為、その行為は、
社会的価値があるのだ、
そう思って何事もやるのです。
もし、価値がない、むだだと思うような行為であれば、
やめればいいだけです。
自分で、価値がない、むだだと知っていてやる行為は、
自尊心を傷つけます。
学生であれば、今やっている漢字の練習、
「これは、日本文化を継承しているのだ」
「いずれ社会に出た時に、立派に役に立つのだ」
「日本語をしっかり学ぶことで、法治国家を支えることができるのだ」
つまり、社会的価値があることをしているのだと思って
励むのです。
それらは、すべて、人類知となります。
そう思うと、あなたの脳は、活性化します。
何かを買う時もいっしょです。
「また、衝動買いをして、お金を失ってしまった」などと思う買い物はしないことです。
「これはいい買い物をした。
この買い物のおかげで、この製品をつくった名人が食べていけて
私も文化に貢献している」
と思う買い物をするのです。
それらは、すべて、資産となります。
あなただけでなく、人類の。
トイレに入ったら、
きれいにして出てくる。
インフラの整備です。
高速道路の料金所で
笑顔で「ありがとう」と声をかける。
あなたがサービスをうければうけるほど
社会的機能をはたす人々がうれしくなって元気になります。
マンガを読む。
自分が、世界が誇る日本のマンガ文化を支える一人だと
認識する。
他人の役にはたたないが、
自分のために、やりたい楽器演奏にはまる。
社会で様々な役割を持つ自分という存在が
活性化してくる。
すべての行為に対し、
自分、仲間、家族、地域、国家、地球、つまりそれぞれの社会に
貢献しているという認識をもつのです。
となりの誰かと比較すればするほど、
社会から離れ、孤独になり、社会を破壊する側にまわります。
当然、自尊心は下がっていきます。
自尊心、セルフエスティーム。
自らの社会における自己評価。
自尊心は、それぞれの社会と密接な関係にあるのです。
そして、それぞれの社会を意識して行動するだけで、
あなたの自尊心は、
自分、仲間、家族、地域、国家、そして地球上で
かけがえのない存在となるのです。
そのとき、
あなたの重要性は、
地球と同じです。
2016年7月23日 1時59分