目を閉じて体を動かさずに、
ただひたすら意識を呼吸に集中する。
たった5分間でも、それがとても困難だということが、まず最初に私をあ驚かせました。
何かに、「意図的に」集中するということは、
テクニックを要するのです。
そのテクニックは、意外とシンプルです。
心から「したい」と思ってから始めるか否かです。
試しに心から呼吸に集中したいと思って心の準備をしてから、始めてみましょう。
したい動機まで意識するとより効果的です。
「集中力を養うため」でもいいですし、
「息を認識することで、生きていることを実感するため」、
「自分の人生に変化を起こすため」でもいいです。
なんでもいいので動機・理由をつくり、はじめるのです。
ゴール設定をすることで、
集中することがより容易になるはずです。
動機もなく、やりたいと思うゴール設定もなくただ集中しようと思うと、
途端にこころは反発をはじめます。
余計なことを次々と考えはじめます。
have to な状態、
しなければならない状態、
やらされる状態になってしまいます。
途端に、プッシュ・プッシュバックの心の作用が起こり、
クルエイテェブアボイダンス(回避のための創造的逃避行動、つまり、言い訳、言い逃れ)
が始まります。
ゴールと心の状態とその動機を設定してからもう一度、
タイマーをセットして5分間目を閉じて、
呼吸に集中してみましょう。
2016年7月30日 11時06分