5分間、目をつぶって、呼吸に集中した感想いかがでしたか?
考え事ばかりが次から次へと浮かび、5秒と呼吸に集中できなかったとしても
落ち込む必要はありません。
人は、次から次へと考えが浮かんでは消え、
また、浮かんでは消え、を繰り返していると気づくことがまず大切です。
そして、浮かんでは消える、その考え事は、目を開けていても起きています。
目をつぶっているときにも、起きています。
もちろん、目を開けているときには、目に飛び込んでくる情報に反応しているわけですが、
では、目を閉じているときの考え事は、一体どこからくるのでしょうか。
それは、過去の情報の蓄積です。
そして、その過去の情報の蓄積があなたの考え方を作っています。
たとえば、目をつぶったとたん、仕事の締め切りのことが浮かんでくる人もいるでしょう。
そういった方は、「課せられた仕事」に縛られて生きています。
目をつぶった途端、将来自分はどうなるのだろうという不安に襲われる人もいるでしょう。
そういった方は、「未来への不安」に縛られて生きています。
目をつぶったとたん、やりたいことがわんさかうかんでくる人もいるでしょう。
そういった方は、「やりたいこと」を中心に生きています。
人は、過去の体験・知識の集積で考え方がつくられていきます。
それが、「理想」の正体です。
そして、その考え方に基づいて、現状、つまり目の前のことを判断し、取捨選択しているのです。
まさに、あなたも、わたしも「理想」に基づいて生きています。
そして、なにより、その考え方は、人それぞれの体験で違うのです。
さらに、その考え方は、放っておくと、1年、10年、20年、30年、50年、60年、70年と強固になっていきます。
さらに、その考え方にそって、人は行動していきていますから、
当然、生まれる人生の結果は
1年、10年、20年、30年、50年、60年、70年とときを経るにしたがって
どんどん違っていきます。
人は、めをつぶったときの、無意識にうかんでしまう考え方に縛られて生き、選択し、行動し、その結果異なる人生を歩んでいくことになるのです。
「無意識にうかぶ考え方が人生を決める」、ということに気づくと、同じ境遇で育ったはずの兄弟が、全く違った人生を歩んでいくのも不思議ではありません。
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人は無意識に考えてしまう天才です。
その無意識に基づいて、人は人生を生きています。
ということは、その考えてしまう習性を、変えていくことで人生を変えることができるということに気づきます。
あなたは、その、無意識の考え方を変える方法さえ身につけてしまえば、人生を変える天才になれるのです。
2016年8月1日 12時37分