趣味のゴールセッティングは、現代日本人のライフコーチングにおいて、最重要課題です。
というわけで、「俺の趣味」その2です。
趣味で大切なことは、
「他人の役に立たない」
かつ
「自分がやりたくてやりたくてしかたがないこと」
です。
では、この、趣味を持つ、もっといえば「趣味のゴールを持つ」ことで、どんなことが起きるのでしょうか。
効果は、3つあります。
まず、自分の中に、「やりたいことを純粋にやる!」という気持ちを持ち続けることができるということです。
この、純粋さ、というのがポイントです。
というのも、人間社会生活を営んでいれば、20人中19人は他人の目が気になります。
そうこうしているうちに、他人に対して何かをすることが、自分の快感になったりすると、危ないのです。
本当にそれが「やりたいことなのか」、それとも、「他人に認められたくてやっているのか」がわからなくなってしまうのです。
他人に認められたくてやっていると、疲れます。
他人が常に認めてくれるとは限らない、もっといえば、たいてい認めてくれないからです。
疲れるというのは、エネルギー不足になるということです。
それがわかっていてやっていればいいのですが、得てしてわからなくなって疲れ果ててしまうものなのです。
(ちなみに、仕事の定義は、「他人の役に立つこと」かつ「やりたくてやりたくて仕方がないこと」です。決して「他人に認められること」ではありません。)
ですから、あえて、「他人の役に立たない」けれども「やりたくてやりたくて仕方がない」ことをやり続けることは、大切なのです。
次に、趣味によって起きること、それは、「満足」です。
満足は、とてつもないエネルギーを生み出します。
これと似て非なるものが、「癒し」です。
「癒し」系音楽というのが巷にありますが、要するに「よく眠れる音楽」です。
趣味は、違います。
どちらかというと、「眠るのを忘れてやりたくなる音楽」です。
その結果、やりたいことをやって満足してぐっすり眠れる、という効果はありますが。
実は、癒しは、「本当はやりたくないことをやった」報酬だったりします。
ノルマや義務を果たしたお疲れ様で、温泉に行ったり、お酒を飲んだり、旅行にいったり・・・
それが、「本当はやりたくなかったこと」の報酬、つまり癒しだとどうなるか。
ただの浪費になります。
そうではなくて、
もし、
温泉を趣味にしたら。
お酒を趣味にしたら。
旅行を趣味にしたら。
それをゴール設定したらどうなるのでしょうか。
癒しどころか、とてつもないエネルギーが生まれます。
そして、3つ目の効果ですが、「資産」が生まれます。
実際の、趣味のゴールセッティングの立て方については、毎月開催予定のワークスセミナー
「ゴールセッティングプラクディス」で説明します。
11月20日(日)19時30分〜東京都内で開催
参加希望の場合は、メールで詳細をお問い合わせください。
hayashi.kjin@gmail.com
2016年11月11日 18時56分