趣味のゴールセッティングは、現代日本人のライフコーチングにおいて、最重要課題です。
というわけで、「俺の趣味」その2の続編です。
趣味で大切なことは、
「他人の役に立たない」
かつ
「自分がやりたくてやりたくてしかたがないこと」
です。
その効果は、
1 純粋にやりたい気持ちを持ち続けることができる
2 満足エネルギーを生む
3 資産を生む
でした。
今日は、趣味をゴール化すると、結果的に資産になるというお話しです。
やりたくてやりたくて、しかも他人の目をはばからずにやっていく結果
趣味は必ずオンリーワンになります。
これは、必然なのです。
その結果、趣味は、資産となります。
では、どんな資産が生まれるのでしょうか。
一つ目ですが、知識を生みます。
私は、最初は、炎がよく燃えるもやし方にはまりました。
ストーブの構造、材質は重要です。
薪のくべ方も重要です。
薪の状態も重要です。
薪の木の種類も重要です。
薪を切るチェーンソーやのこぎり、それを割るナタの使い方も重要です。
そのうち、美しさにはまりだします。
掃除をする際のほうきも重要です。
ストーブの上にのせる鍋も重要です。
こうして、最初は炎をみたい、燃やしたいというところから
どんどん派生し、必要な知識が広がっていきます。
こうして得た知識は、自分の体験を通した1次情報です。
もっともっと知りたくなるので、書籍を集め始めます。
その際、書籍はガイドブックです。
実際にやってみるわけですから、大切なガイドブックです。
使えないものが多いのですが、すごいのに当たることがあります。
そんなときは、論語の学而のような気分です。
自分の趣味を理解してくれる同志がいなかったのが、思わぬところから、それも遠方より現れて、出会えたような気分です。
ちなみに、論語の冒頭にある学而は趣味にぴったりのことばです。
「子曰く、学びて時に之を習う、また説ばしからずや。
朋有り遠方より来たる、また楽しからずや。
人知らずして慍みず、また君子ならずや。」
趣味にあてはめて現代語に訳すと、こんな感じでしょうか。
「先生はおっしゃいました、趣味について学んで実践することは、趣味を広げていく上でとってもよろこばしいことですよ。
そうしているうちに、遠いところから同志やとんでもないアイデアがやってきて、出会えることがあります、それはそれは楽しいことですよ。
とはいうものの、趣味というのは、他人には理解されるものではありません。それでもへそをまげずにたんたんとやりつづけることです、それこそ趣味の君子への道ですよ。」
趣味は、純粋な、オンリーワンの知識を生み出します。
そして、その知識の網は、どんどん、関連し、広がっていきます。
それは、かけがえのない知的資産となります。
そのためには、趣味もゴール化することが重要です。
実際の、趣味のゴールセッティングの立て方については、毎月開催予定のワークスセミナー
「ゴールセッティングプラクディス」で説明します。
11月20日(日)19時30分〜東京都内で開催
参加希望の場合は、メールで詳細をお問い合わせください。
hayashi.kjin@gmail.com
2016年11月12日 11時19分