俺の趣味 その5 モーツアルト 続編 趣味と仕事の共通点
趣味のゴールセッティングは、現代日本人のライフコーチングにおいて、最重要課題です。
というわけで、「俺の趣味」その5「モーツアルト」続編です。
今日は、趣味と仕事との共通点についてお話したいと思います。
趣味をゴール化すると、当然、他人から見ると「やり過ぎ」ることになります。
私も、いくつかの趣味は、明らかにやり過ぎなものがあります。
そして、それが、本人にとって、とてつもない喜びになっていたりします。
それが、「オンリーワン」という状態です。
趣味の定義は、
「他人の役に立たない」かつ「自分がやりたくてやりたくてしかたがないこと」でした。
仕事の定義は、
「100%他人のため」かつ「自分がやりたくてやりたくてしかたがないこと」です。
違いは、「他人のために、役に立つか、立たないか」の違いだけです。
よって、仕事も趣味と同じで、他人からみて「やり過ぎてしまう」ことなのです。
そして、その結果「オンリーワン」であることなのです。
実は、仕事で成功する、第一のポイントは、「オンリーワン」であることです。
この「オンリーワン」がないと、他者と競合するばかりか、
自分のマーケットを持つことができません。
つまり、マーケティングが成立しないということです。
もしあなたが仕事でうまくいっていないとしたら、それは、オンリーワンでない可能性があります。
やりたくてやりたくて、やり過ぎてしまうという要素が欠けている可能性があります。
仕事において、やり過ぎてしまう、という点は、顧客にとっては、パフォーマンスが高い、ということにつながります。
上司にたいしては、「できるやつだ」になるわけです。
では、仕事に成功するために、マーケティングを上手にするために、オンリーワンをさがして、それを一生懸命やって・・・
でうまくいくでしょうか。
答えは、NOです。
順序が逆なのです。
というのも、本物のオンリーワンは、やりたくてやりたくて仕方がない、ほっとくと「やり過ぎる」人です。
そんな人相手に、マーケティングのために、オンリーワンをみつけて、一生懸命やり過ぎようとしたって、勝てっこありませんし、どこかで疲れてしまいます。
本物のオンリーワンは、やればやるほど、目がランランとしてきて、元気ハツラツになってしまうのです。
やらないと、調子が悪くなってしまうような人です。
本物のオンリーワンは、仕事と趣味の境が、よくわかっています。
他人に役に立つか否かです。
しかし、やっているときの感覚は、仕事も趣味も同じです。
やりたくてやりたくてしかたがなくてやっている、ただ、それだけです。
本物のオンリーワンは、嫌イヤ仕事をするという発想すらありません。
あるのは、この、やりたくてやりたくてしかたがないことを、どうやって、他人に提供するか、という視点だけです。
つまり、マーケティングです。
場合によっては、この、マーケティングは完全に他人にまかせていたりします。
それはそれでいいのです。
もしも会社勤めをしていて、自分のオンリーワンが生かせない、しかし、別の会社で生かせるのであれば、転職したっていいのです。
他人のためにマーケティングをするのが、やりたくてやりたくてしかたがない人もいます。
プロのマーケッターです。彼らにしても、なんらかのオンリーワンをもっています。
仕事の最低条件、それは、「オンリーワン」であることです。
そして、ここがとても重要なのですが、
過去、あるいは、今現在、「必ずしも」オンリーワンである必要は、ないのです。
ただし、その場合、ゴールが「オンリーワン」である必要があります。
もしも、オンリーワンがみつからならいようであれば、その感覚を趣味で培うのが、純粋に、よいのです。
趣味は、純粋に己のやりたいようにやれば、自ずとオンリーワンになってしまいます。
実際の、ゴールセッティングの立て方については、毎月開催予定のワークスセミナー
「ゴールセッティングプラクディス」で説明します。
次回のセミナーでは、仕事をとりあげます。
12月18日(日)15時30分〜東京都内で開催 6,000円
参加希望の場合は、メールで詳細をお問い合わせください。
hayashi.kjin@gmail.com
2016年12月5日 20時34分