必要なお金を得るには、どうすればいいのでしょうか。
シンプルな答えは、
「何に使うのか」を決めることです。
使い道について、「これは、必要不可欠だ」と、強く確信すると、自然と必要なお金が集まってきます。
必要だ、と思うのは、当然、ゴールが設定され、強く確信されているからです。
ゴール設定があるから、必要なモノ、サービス、資本が生まれるのです。
もし、そのゴール設定が、仕事に関わることだとしたら、他人が必要とする「モノ」「サービス」を自ら生み出すことができるようになります。
自ら生み出した「モノ」や「サービス」を対価交換すれば、自分で生み出せない「モノ」や「サービス」あるいは、お金を手にすることができるようになります。
もし、そのゴール設定が、趣味に関わることだとしたら、自分が必要とする「モノ」「サービス」が目にとまるようになります。
自分が欲しくて欲しくてしかたがない「モノ」や「サービス」を手に入れると決めると、その対価を、俄然支払いたくなります。
お金はこの世、特に日本には溢れていますから、お金を支払う手段が目に入るようになり、実際支払う過程で「一時的に」手元を通ります。
大切なことは、お金の金額自体にフォーカスするのではなく、自分や他人のお金の使い道にフォーカスすることです。
自分や他人のお金の使い道を決める、確信することです。
グランドピアノが欲しいと思ったら、グランドピアノを手に入れると決めることです。
そして、グランドピアノの使い道のゴールを強くイメージすることです。
そうすると、欲しいグランドピアノのための手段も見えてきます。
手元に残るのは、グランドピアノであり、お金ではありません。
そして、次に、大切なことがあります。お金は、情報のかたまりなのです。
たとえばベーゼンドルファーのインペリアルの価格約1000万円は、1円の積み重ねではないのです。
ベーゼンドルファーインペリアルのひとかたまりの価値に対する対価1000万円というかたまりなのです。
かたまり、という視点をもつと、1000万円を調達する際、1000万円というかたまりが手に入る方法が見えてきます。
その1000万円をばらばらにするのは、ベーゼンドルファー社の仕事です。
製品をつくる人々に支払われます。そのとき、某大なエネルギーが生まれます。
いかに、1000万円をうまくエネルギーに変えていくのか、それがファイナンスの極意です。
そして、結果として、そのエネルギーがベーゼンドルファーのインペリアルに宿っているのです。
最後に、場合によっては、お金を用意する前に、「もらってくれ」とお願いされることがあります。
あるいは、対価から大きくはずれた金額で取引されることがあります。
実際には、ゴール設定が強力だと、こうしたことばかり起きます。
お金は、取引のひとつの手段にすぎないのです。
お金にフォーカスしすぎないことです。
お金にフォーカスしすぎると、本当は不要なモノやサービスを買うことになります。
お金にフォーカスしすぎると、不要な借金をすることになります。
お金にフォーカスしすぎると、タイミングを失うことになります。
お金にフォーカスすると、お金の心配が増します。
大切なのは、お金の使い道である、「モノ」や「サービス」であり、
その「モノ」や「サービス」に関わるゴールです。
「ゴールにフォーカスせよ」
コーチングの技術でファイナンスをとらえると、ゴール達成が加速します。
次回ゴールセッティングプラクティスでは、ファイナンスをとりあげます。
2017年1月29日(日)13時00分〜15時20分 東京都内
「ゴールセッティングプラクティス 第3回」 6,000円
お申し込み詳細お問い合わせは、
hayashi.kjin@gmail.com
まで
2017年1月14日 10時07分